中途採用、”量”は過去最高に達成──それでも「質」の課題が急浮上しています
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中途採用、”量”は過去最高に達成──それでも「質」の課題が急浮上しています

Branding, 2026.04.01 By 中村 尚人

COACHERS BLOG EDITION

2026.04.01(火)

中途採用、”量”は過去最高に達成──
それでも「質」の課題が急浮上しています

採用ブランディングで”欲しい人材”に届けるために、一緒に考えてみませんか?

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「人数は揃った。でも、なんだかしっくりこない──」

採用活動を振り返ったとき、そんなモヤモヤを感じたことはありませんか。目標の人数は達成したのに、現場から「ちょっと違う」という声が上がってきたり、入社後のミスマッチが気になったり。実は今、多くの企業が同じような壁にぶつかっているようです。マイナビが2026年3月に発表した「中途採用状況調査2026年版」によると、中途採用の人数目標達成率は92.9%と過去最高を記録しました。一方で、「質的な不足」を感じる企業は55.6%と前年から6.7ポイントも増加しています。量は満たせた。でも質が追いつかない。──この「量と質のギャップ」にどう向き合えばいいのか、一緒に考えてみたいと思います。

📊 データで見る:中途採用の「量と質」ギャップ

まず、今回の調査で注目したいのは「人数目標の達成率」の大幅な改善です。

中途採用 人数目標達成率の推移

2024年実績

65.2%
2025年実績

92.9%

出典:マイナビ「中途採用状況調査2026年版(2025年実績)」

前年から+27.7ポイントという大きな伸び。数の面では、多くの企業が成果を上げていることがわかります。

ただ、ここで気になるのが「質」のほう。人材の過不足感を聞いた設問では、興味深い変化が起きていました。

📈「量的不足」は減り、「質的不足」が増えている

量的な不足を感じる企業

69.6%

前年比 −3.7pt(改善傾向)

質的な不足を感じる企業

55.6%

前年比 +6.7pt(悪化傾向)

人手そのものは確保しやすくなってきた一方で、「自社にフィットするスキルや経験を持った人が来てくれない」という悩みが、じわじわと大きくなっているようです。

もう一つ、気になるデータ

募集当初に求めたスキルや経験を満たさない場合に「採用しないことが多かった」と答えた企業は62.1%(前年比+7.7pt)。

とくに従業員数の少ない企業ほど、この傾向が強かったとのこと。妥協せずに採用基準を守る姿勢が強まっている一方で、「出会えない」というジレンマも見えてきます。

🏢 正社員の過不足感にも変化が

正社員に「不足感がある」企業

40.1%

正社員に「余剰感がある」企業

25.4%

不足感が余剰感を上回る差

+14.7pt

「人は採れるようになった。でも欲しい人は足りていない」──このギャップの背景には、採用の「入口」で自社の魅力が十分に伝わっていない可能性があるかもしれません。

C

Coachersの考察

HRブランディングの視点から

今回の調査結果を見て、私たちが強く感じたのは「採用の課題が、”集める”から”届ける”にシフトしている」ということです。

数年前までは「応募が来ない」が最大の悩みでした。でも今は、応募自体は増えても「本当に来てほしい人には届いていない」という段階に入っているように感じます。

これは裏を返せば、求人広告や採用サイトで「何を伝えるか」の重要性がこれまで以上に高まっているということかもしれません。

たとえば同じ「営業職募集」でも、「年収500万・土日休み」だけの訴求と、「入社2年目でチームリーダー。お客様の課題解決を仕組みで支えるポジション」という訴求では、集まる人がまったく変わってきます。

私たちCoachersは、これを「HRブランディング」と呼んでいます。求人広告も、採用サイトも、採用動画も、すべての採用コミュニケーションに一貫したメッセージを通すこと。それが「量」と「質」の両立につながる鍵だと考えています。

忙しい採用担当の皆さんが、日々の業務のなかで少しずつ取り組めるヒントを、次のセクションでお伝えしますね。

✅ 今日からできる4つのアクション

ACTION 1

求人票の「主語」を変えてみる

「当社は〜」ではなく「あなたは〜」から始めてみませんか。読み手が「自分ごと」に感じる求人票は、ミスマッチの軽減にもつながります。

ACTION 2

「来てほしい人」を3人、実名で思い浮かべる

社内で活躍している人を3人イメージして、「この人たちに響く言葉は?」と考えるだけで、求人の切り口がぐっとシャープになるかもしれません。

ACTION 3

採用サイトと求人広告のメッセージを見比べる

それぞれ別々に作っていると、トーンやメッセージがバラバラになりがち。10分でいいので並べて見てみると、意外なズレに気づけることがあります。

ACTION 4

現場社員の「入社理由」をヒアリングしてみる

活躍している社員に「なぜ入社したか」を聞いてみてください。採用の「伝えるべき言葉」が、意外と社内に眠っていたりします。

「うちの採用、ちゃんと届いてる?」

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「まだ相談するほどじゃないかも…」という段階でも大丈夫です。
お気軽にお問い合わせページからご連絡ください。

出典・参考

• マイナビ「中途採用状況調査2026年版(2025年実績)」(2026年3月27日発表)
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20260327_109053/

• マイナビニュース「中途採用は量より質へ、採用目標達成率は92.9%と過去最大」(2026年3月31日)
https://news.mynavi.jp/article/20260331-4277077/

• 株式会社マイナビ プレスリリース「中途採用状況調査2026年版(2025年実績)を発表」(2026年3月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002382.000002955.html

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