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求人原稿が作れない採用担当65%──応募が集まる書き方の4ステップ
「うちの求人、ちゃんと出しているのに応募が来ないんです」──そんな声を、わたしたちCoachersもよく耳にします。媒体を増やしたり、掲載期間を延ばしたりしても、思ったほど反応が変わらない。原因がどこにあるのか、つかみきれないまま次の月を迎えてしまう。心当たりのある方も多いのではないでしょうか。
日テレHR総合研究所が2026年6月に実施した「2026人事課題・世論調査」では、人事が最も課題と感じるフェーズは「採用」で26.4%と最多でした。入口の悩みは、いまも採用の中心にあります。
そして、その入口でつまずく一因が「求人原稿」かもしれません。今日は、応募が集まる求人原稿の作り方を、一緒に考えてみたいと思います。
なぜ「応募が来ない」が起きるのか
求人原稿とは、求職者が応募するかどうかを判断する、いちばん最初の接点です。媒体やスカウトでどれだけ露出を増やしても、原稿の中身が「自分に向けて書かれている」と感じられなければ、人はそのまま通り過ぎてしまいます。
天職市場が2025年1月に行った求人原稿作成の実態調査(回答132件)では、「応募が取れる求人を作れない」と感じる採用担当者が65.2%にのぼりました。原稿づくりは、多くの担当者にとって手応えのつかみにくい作業になっているようです。同じ調査は求人メディア運営会社によるものなので数字は割り引いて見たいところですが、「入口でつまずいている」という実感そのものは、冒頭の人事課題調査とも重なります。
出典:天職市場「求人原稿作成についての実態調査」(2025年1月実施・n=132)
「来ない求人」と「選ばれる求人」は何が違うのか
応募が集まりにくい求人原稿には、ひとつの共通点があるように感じています。それは「誰にでも当てはまるように書かれている」こと。間口を広げたつもりが、結果として誰の心にも刺さらない原稿になってしまう、というすれ違いです。先ほどの調査で「ターゲットに沿った原稿が難しい」が53.8%だったのも、ここに関係していそうです。
「みんな向け」を「あなた向け」に変える。言葉にすると単純ですが、ここが応募数と応募の質を同時に動かす分岐点だと感じています。では、具体的にどう組み立てればよいのか。次の4ステップで整理してみます。
応募が集まる求人原稿、4つのステップ
特別な才能が要る作業ではありません。「誰に・何を・どんな順で伝えるか」を決め、出したあとに直す。この地道な流れを持てるかどうかが、応募の景色を少しずつ変えていくのだと思います。
求人原稿は、いちばん多くの候補者の目に触れる「会社の入口」です。ここでどんな言葉を選ぶかは、そのまま「自社が誰と働きたいと考えているか」というメッセージになります。条件の羅列で終わってしまうと、その意思は伝わりません。
わたしたちCoachersは、これをHRブランディングの出発点だと捉えています。採用サイトや動画に手をかける前に、まず求人原稿のターゲットと「ここにしかない理由」を1行で言えるか。そこが定まると、後ろにつながる発信もぶれにくくなります。求人原稿を一度ターゲット目線で読み直すだけでも、見直しの糸口は見つかるはずです。
いまは候補者が生成AIや検索で企業研究をする時代です。求人原稿に書いた言葉は、求職者本人だけでなく、その先のAIにも読まれていきます。だからこそ、誇張ではなく具体で、自社の輪郭をていねいに描いておきたいですね。
- 株式会社日テレHR総合研究所「人事の本音、最大の課題は『採用』―『2026人事課題・世論調査』結果を発表―」(2026年6月17〜19日実施・n=1,204) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000167191.html
- 株式会社天職市場「【求人原稿作成についての実態調査】『応募が取れる求人を作れない』と感じる採用担当者は65%!」(2025年1月実施・n=132) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000256.000075909.html
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